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名大へ入ろうと思ったキッカケ

河合くんの進路選択について。

こんにちは!今回は僕の大学までの進路決定について書いてみようと思います。僕は今「工学部 化学・生物工学科 分子化学工学コース」というコースに属して勉強しますが、なぜその進路を選択したかを高校の時の文理選択や受験校・受験学部選択、さらには大学に入学した後でのコース選択の過程をまとめてみました!進路の選び方は人それぞれですが、こういう進路選択の仕方もあるんだな程度に参考にしていただければと思います。

 

高校進学以前

僕は昔から科学が大好きでした。小さいころは野外で虫や花を観察したり、恐竜や天体の図鑑を読んだり、クリーニング店を経営している祖父母の家でボイラーや巨大な洗濯機が動いているのを眺めたり、市販薬の説明書を読んで薬がどのように体の中で効くのかを知ったりと、周りで動いているものの様子やその仕組みについてよく考えていました。将来なりたい職業も、天気予報士、科学者、薬剤師など、科学に関するものばかりで、かなり小さいころから自然と将来は科学に関する職業に就くことを志していました。

 

高校での文理選択

「将来は科学に関わる仕事に就きたい!だから大学で勉強する!」という意志を持ったまま高校に入学したのですが、ここで一つ大きな壁に当たってしまいました。高校の数学で躓いてしまったことと、その数学が理系に進学するには必須だと知ってしまったことです。

今思えば中学の連立方程式の時点で躓いてしまうなど、数学はあまり得意ではなかった僕ですが、高校で最初に習う「集合」や「確率」などが全く分からなくなってしまい、いきなり高校生活のピンチを迎えてしまいました。さらに、高校入学当時は大学の名前と言えば東大、京大、名大その他数えるほどの大学名しか知らない程「大学」という組織の知識に乏しかった僕は、それまで現象の理由をひたすら覚える理科系の科目に数学が密接に絡んでいる事を全く知らず、その事実を初めて知ったときはかなりビックリしたことを覚えています。

 

僕の高校で進路を選択する2年の秋の時点で、得意科目は英語と現代文、苦手科目は数学という、受験を突破するという視点から考えれば典型的な文系に行きそうな生徒でしたが、特に迷うことなく理系に進む事を選択しました。周囲からは「え?お前理系行くの?」と驚かれましたが、今思えばこの選択は正しかったと思います。大学に入って好きな事を勉強するという目標があったからこそ受験勉強を頑張れたからです。

僕が苦手な数学で勝負しなければいけない理系に進んだ理由は、これまでにお話しした通り、単純に理科が好きだったからです。小さな頃から科学の道を志していた僕は、どんなに数学が苦手でも文系に行って当時は興味が無かった学問(今は心理学とか経済学とか面白そうだなと思いますが)を学ぶことが想像できませんでした。「数学苦手だけど好きだしまあどうにかなるだろ~」くらいの軽い気持ちで理系クラス進学に○を付けたのをよく覚えています。

もう一つの理由は、せっかく大学でお金を払って勉強するなら、将来使える可能性が高いものを勉強をしたいと思ったからです。僕は昔から読書も好きだったので、文学部に入って日本文学について深く学んでみたいなとも思ったのですが、(余談ですが当時の僕は文学部と言えば文字通り文学に関することだけを専門にしているのかと思っていましたが、実際には歴史学、地理学、心理学といったありとあらゆる学問分野について勉強しています。興味のある人は調べてみてください!)せっかく長い年月をかけて学ぶのであれば将来の職業選択を広げるような学問を学びたいと思い理系に進みました。

また、当時非常に仲が良かった部活の友達がみんな理系に進むから僕も...という気持ちも少しはありました。偉そうなことを書きましたが、なんだかんだで周りに流されてなんとなくという動機も少しはあります(笑)

 

受験勉強と受験学部選択

こうして高校3年生の文理分けでは理系クラスに進学して、苦手な数学に四苦八苦して、気づいたら受験する学部を決めなければいけない時期となりました。僕は小さいときから薬が好きで、化学の実験も操作やなぜそのような結果が出るのかを考えるのが好きだったので化学系の学部を選び、理学部か工学部の化学系学科で迷いました。(ちなみに当時の僕は知りませんでしたが、農学部や薬学部にも化学系の学部があります。)僕はものの理屈を考えるのも好きでしたが、それ以上に理屈が分かったものをどのように応用するのかにより興味があったため、工学部の化学系学科を受験することにしました。そして、特にこれと言って明確な校風が無さそうで居心地がよさそうな名大を志望することにしました。(この印象は割と合っているように思います。確かに明確な校風みたいなものはない大学ですが、大学の色というものがそれほどないためどんな人でも受け入れられる寛容さのようなものと、誰が何をしていても許される自由さのようなものがこの大学の魅力だと思っています。)

 

大学でのコース選択

そして晴れて工学部の学生となった僕ですが、大学1年生の基礎科目を受講するにあたって、自分の化学に対する認識みたいなものが大きく変わってきてしまいました。高校の化学は主に法則を覚えて条件に適応していくという、言ってみればパズルのような科目でしたが、大学の化学は数式が大量に出てきて、さらにほかの分野と比べて抽象的なものが多く、次第に内容が分からなくなってしまい、楽しさを見いだせなくなってしまいました。「せっかく化学系に来たのに化学楽しくなくなっちゃった。どうしよう」と困った僕はもう一度自分の学科のパンフレットを見直しました。すると化学工学という、端的に説明すれば化学製品を効率よく生産するための学問を学ぶコースがあることを知りました。この選択が今のところ成功と言えて、元々効率を上げるのが好きな僕には向いているなあと思うような分野を勉強できていると思います。

 

名大の花壇には季節ごとに色とりどりの花が咲いています。今の季節はマリーゴールドが綺麗です。

まとめ

 ここまで読んでいただいた皆さんならお気づきの通り、僕の進路選択は今思えばかなりいい加減なものだと言えるでしょう。しかし、僕はこの選択は間違っていなかったと思っています。最後に、僕が進路選択をする上で大切だなと思った事をまとめてみます。

 

 出来る限りの情報を集める

出来る限り情報を集めて、持ちうる情報の中から最良だと思える選択をすることです。正直、進んだ進路の実際の様子など進んでみないと分かりませんが、それでも限られた情報の中で自分の納得する答えを見つけ、正しいと思える選択に少しでも近づく努力をすることは大切だと思います。

 

 自分の意志で進路決定する

進路選択に迷ったときには、自分が本当に学びたい!進みたい!と思えるような進路を選択することが大学生活を充実させるために大切な事だと思います!受験科目や就職状況等の大学卒業後の将来を考えて進路選択をすることも良い選択ですが、将来の幸福のために大学に進学したところでモチベーションは中々続きませんし、そもそも大学を卒業したところで良い未来が保証されているという考えは全くの幻想に過ぎません。

 

 先輩の話を聞く

大学を知る手段としてはインターネットやパンフレット、先生などの評判などたくさんありますが、一番リアルな声は実際の先輩の話を聞くことです。できれば一度は自分の志望する学部の先輩に話を聞いたり、志望する大学が近くにある人はその大学のオープンキャンパスなどに積極的に参加して、先輩の生の声を手に入れましょう。

 

 

以上です!最後までお付き合いいただきありがとうございました!