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わたしの受験勉強法

佐井くんの受験勉強法:満点へのセンター試験対策

こんにちは。医学部5年の佐井です。センター試験まであと2か月を切りましたね。私の受験は5年近く前の話になりますので、今の制度とやや違うところもあるでしょうが、参考になれば幸いです。

 

はじめに

 

まず、基本的なことですが、受験票を見て、会場と時間をしっかり確認しましょう。当たり前すぎてそんなミスをするわけないと思っていたのですが、私は1日目の地理Bの「10:20までに入室」を「10:20から入室」と読み違え、すごく目立った思い出があります。遅刻している自覚が全くなかったので、のんびりと会場へ歩いていたところ、沿道の激励の人たちがやたらと「急げ、急げ!」というので、小走りで試験場に向かい、先に着席していた80人ほどの注目を一斉に浴びたというわけです。試験自体は10:40からだったので問題なかったのですが、みなさんは気をつけてくださいね。

また、答案に書くべき、氏名、受験番号、選択科目などもしっかり確認してください。私の友人は「マークミスしたのでは?」とずっと不安に駆られたまま、2次試験への勉強をしていました。結局、正しくできていたようで、無事合格し今は社会人として働いていますが、自分のマークに自信が持てるよう模試や過去問演習でトレーニングしておきましょう。

 

満点のねらい目は?:知識問題と思考問題

 

書いてはみましたが、実際のところ満点を取るのはやはり難しいです。それはどの科目でも知識問題が出題されるからです。英語であれば発音・強勢・文法、化学であれば物質の性質など、数学でもある程度定理や公式を覚えておく必要がありますし、地歴・公民に至ってはほぼすべてが知識問題です。知識問題が怖いのは「知ってりゃ解けるけど、知らなきゃ解けない。」というところです。過去問でできるかぎり多くの問題に触れ、自分の守備範囲を広げておきましょう。

一方で、計算や読解の問題は、知らなくてもその場でなんとかなるという点で比較的ねらい目です。まずは、計算問題の考え方についてです。

 

理科の計算:単位で一目瞭然

理科の計算問題は単位を意識すると計算式が自然と立てられますし、間違いも減ります。

速さ[m/s] × 時間[s] = 距離[m]

濃度[mol/L] × 体積[L] = 物質量[mol]

単位を見れば、「速さ」は「距離」割る「時間」ということが一目でわかりますよね。こんな式は単位を気にしなくとも間違えないでしょうが、化学の密度の問題など単位が複雑になればなるほど効いてきますので、ぜひ試してみてください。 

 

数学の計算:ひとつひとつ代入

もう一つ、計算問題といえば数学ですが、どうしても解き方がわからない時ってありますよね?もちろん、過去問で解法のパターンを身につけておくのが王道ですが、センター試験ならではの方法があります。それは、「1つのマーク欄には1つの数字しか入らない」ということを利用するものです。

6 ÷ [ア] = 2

 この場合、[ア]=6÷2なので答えは3という解き方をするのが普通ですが、別に1から順に試したっていいのです。6÷1=6だから1は違う、6÷2=3だから2も違う、6÷3=2なので3が正しいという風に。

1/[ア]だったら、[ア]に入るのは、2~9しかありえませんし、2/[ア]になるだけで、候補は3,5,7,9の4つに絞られます(既約分数が正答になるので)。2桁の角度だったら、たいてい30,45,60,90のどれかです。実際私も、本試の角度の問題(2012年数学IIB第1問[2])の解き方がわからなかったときには、これで乗り切りました。解き方が思いつかないときには、地道に試してみたほうがかえって早く答えが出ることもあります。困ったときにはぜひ思い出してみてくださいね。

 

読解問題の答えとは:正答に登場する語句どうしの関係をいじってみる 答えだけ読めば要約になる

限られた時間で文章を読むのは大変です。特に国語の文章は非常に長く、また、内容も難解なためかなり苦労するかと思います。

そもそも、読解の正答は文を読んだ人みんなが同意できるものでなくてはなりません。ですので、文中と真逆のことを言っていたり、文章の一部で使われた例を極端に強調するようなものは誤りとなります。では、なぜ私たちが間違えるのかというと、それは選択肢の文中の言葉が似通っているからなのではないでしょうか。ここで、作問する人の立場になってみましょう。まず、正答が一つ作れます。そこから、誤答を4つ作らなければならないとすると、パターンは以下のようなものになります。

1.接続詞を変えてみる

2.原因と結果を入れ替える

3.関係ない要素を一つ足してみる

4.常識的には正しいが、書かれてない

したがって、解く際には、それぞれの選択肢の中にで、共通する語句がどのような言葉でつなげられているのか、どういう関係なのか、そしてそもそも文中に出てきたのかどうかなどを確かめていくと自信をもって解答することができます。

そして、読解問題の答えが正しく作られているということは、つまり、答えだけ並べて読めば文章の要約になるということです。国語も英語も、文章の頭から後ろのほうへと問題が作られているので、順にならべるだけで段落ごとの要点をつかむことができます。問題ごとに見ているだけだと答えに確信がもてないこともありますが、ほかの問題とのつながりをみると、より文意にそっているのはどちらなのかがはっきりとしてきます。

なかなかこれを読むだけで点がすぐ伸びることはないと思いますが、知っておくだけで少しは心に余裕ができるかと思います。

 

結局ねらい目は?

問題の構成からみると、やはり数学と物理が一番とりやすいでしょう。また、英語や化学は満点とはいかないまでも、1問や2問知らなかった問題を間違える程度で済ませれば、かなりの高得点がねらえます。

 

 

私のセンター試験対策

最後に参考までに、私がしていた対策について書いておきます。

 

スケジュール

過去問を解き始めたのは12月からでした。それまでは、夏休みに大手予備校のマーク式問題集の英語と国語を1冊ずつ解いていたくらいで、9~11月は記述式試験の勉強が中心でした。12月もマーク式の対策だけをしていたわけではなく、記述の対策もしましたし、科目の偏りもないよう気を付けていました。試験の時間割通りとはいかないまでも、少なくとも1日2科目の問題を解くようにはしていました。

 

分量・試験時間

地理Bだけは統計が古くては意味がないので10年分、残りの科目は15~20年分本試験の問題を解きました。時間設定は、国語だけは正規の時間で、残りの科目は本番で余裕をもって見直せるよう半分の時間で解ききるようにしていました。

 

知識問題の暗記

前述しましたが、解けば解いただけ知識問題で高得点をとりやすくなります。正答だけでなく、誤答もどこを直せば正しいのか調べておくと完璧です。