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わたしの受験勉強法

河合くんによる数学が苦手な人向けのおススメ勉強法

 

こんにちは!今回は僕の受験生時代の数学の勉強法を紹介したいと思います。

というのも、僕は受験生時代数学が大の苦手科目で、3年生の時のとある全国模試で偏差値が50を割り込んだり、かなり勉強した夏休み明けの高校の実力テストで9点(100点満点)を取ったりと数々の伝説(?)を残してきましたが、試験2週間前に突然成績が伸び始めて最後は数学で(たぶん)高得点を取り合格した人なので、数学の得点が伸び悩んでいる受験生の力になれるかなと思ったからです。遠回りではありますが正攻法と言える勉強法をまとめましたので、数学を苦手にしている人は参考にしてみてください!

 

勉強の流れ

僕が受験生だった頃の、数学の勉強の流れはこんな感じです!

 

教科書等で基礎固め

網羅型問題集で解法パターンを習得する

演習問題を解いて初見の問題に対応する練習をする

過去問等で解答を書き切る練習をする

 

(いきなり「網羅型問題集」とかいう聞きなれない言葉が出てきましたね...。ここで言う「網羅型問題集」とは、微分・積分・ベクトルといったとある分野の典型的な問題が一通り学べる問題集の事です。詳しくは後ほど解説します。)

 

このように、僕は基礎を大切にしながら徐々にステップアップしていく流れで勉強をしてきました!この方法だと結果が出るまでに時間がかかりますが、着実に実力は付いていきます!。それではステップの内容を一つ一つ説明していきます!

 

 

基礎固め

数学の勉強において最も大切なことは、基礎を完璧に固めることです。

というのも、受験科目の数学は出題分野が広い上に内容も難しいので、基礎固めをしないまま問題集をやって解法を暗記しただけはで太刀打ちできません。一見遠回りにも感じますが、入試レベルの問題を解くには基礎となる土台を作ることが不可欠なのです。

 

基礎固めには教科書を使うと良いでしょう。受験勉強において、教科書は入試問題とレベルがかけ離れているとして軽視されがちですが、基礎事項が分かりやすく書かれた教科書は基礎固めにもってこいの教材です。

教科書の使い方としておススメなのが、まず公式を覚えているかどうか確認した後、例題を自力で解いてみてその公式がきちんと使いこなせるかを確認する方法です。教科書の例題の解法は今後も多用するので全て解けるようにしてください!

 

基礎固めが終わったら次のステップに進みますが、受験勉強を進める最中で基礎事項につまづいたら必ず教科書に戻りましょう

 

網羅型問題集をやりこむ

基礎固めがひと段落したら、網羅型問題集を用いて典型的な解法のパターンを身に着けると良いでしょう。数学の問題は典型問題と呼ばれるお決まりの解法パターンの問題を複数個組み合わせたものが多いので、典型問題を解けるようにして問題を解くための「ツール」を一通りそろえることが大切です。中には典型問題の解法だけでは解けない、ひらめきが必要な問題もありますが、そのような問題は解ける人が少ないので合否にはあまり関わらない事が多いです。逆に、典型問題の解法で解ける問題を落としてしまうと合否に関わってくるのでこのステップも大切にしましょう。

 

使う問題集は、解答・解説が詳しく、1-2か月程度で1周できそうな問題量のものが良いでしょう。このタイプの参考書は何度もやりこむことが大切なので、問題数が多すぎて全て解き終わるのに時間がかかるものは個人的にはおススメしません。

 

この参考書を徹底的にやりこみます。しばらく考えて解けなかった問題は答えを見てもかまいませんが、後で必ずやり直しましょう。そして、数日後、まだその問題をやった記憶が残っているうちに1回と、一か月以上たった後にその問題を解いた記憶が無くなったときにもう1回、計2回同じ問題を解き、その問題の解法が身についたかを確認すると良いでしょう。また、この問題集を用いた勉強は解法パターンの引き出しを増やす事が目的なので、解けた問題も時間をおいてから再度解き直し、全ての問題を最低2回は自分の力で解けるようにしておくことをおススメします。

 

このステップが終わったら、いよいよ実践的な問題を解く練習に移ります!

 

初めて見る問題に対応する練習をする

基礎固めが終わったら、実践的な問題を解く段階に移ります!このステップで大切なことは初めて見る問題を通じて今までに身に着けた知識を定着させ、それを自力で運用する練習をすることです。

 

ここで解く問題は、名大受験生向けに作られた塾や通信教育の問題、もしくは1問が少し長めの実践的な問題集の問題など、基礎固めで解いてきた問題とは少し毛色が違って見える問題(あまり見たことがないタイプの問題)が良いでしょう。

 

ここで大切なことは、問題の解法が浮かばなくてもあきらめずに手を動かし、30分程度は答えを見ずに自力で考える事です。問題を解くために必要な「ツール」の多くはこれまでのステップで見たものなので、それらをどうやって組み合わせたら解けそうかを手を動かして考えてみましょう!解法が浮かばなくても、その問題に関係ありそうな公式や今まで解いた問題の解法、図やグラフを余白などに適当に書いてみると閃くことも結構ありますよー。

 

また、このステップでは相手に伝わる答案を書くことも意識しましょう。入試では問題が全て解けなくても、途中までは分かっている事が伝わる解答が書ければ部分点がもらえますし、途中で計算ミスをしたとしても問題を解く過程が分かっていることがアピールできればかなりの点数がもらえます。問題を解き終わったら自分の解答が採点官に伝わる解答なのかをもう一度吟味してみたり、友達や学校・予備校の先生に自分の解答が伝わる解答かどうかを添削してもらうのも良いでしょう。

 

演習を通じて自分の苦手な分野が見つかったら、その分野の基礎固めや典型問題演習をもう一度やり直してみてください。もちろん、解けなかった問題は記録しておいて、後日解き直す事も大切です!

 

過去問を解いてみる

受験勉強の仕上げに、名大の過去問を解いてみます。名大の数学の問題は1問のボリュームが非常に大きく、机からはみ出す特大サイズの解答用紙がほぼ埋まってしまう問題も少なくありません。さらに試験時間自体も非常に長く、長い時間をフルに使って1点でも多く稼ぐ事が大切になってきます。そのため、過去問を解くときは本番と同じ長さの時間で、コピー用紙を2枚繋げるなどして大きな解答用紙を自作し、本番と同じような環境で問題を解くと良いでしょう。

 

ここで重要なのは過去問が解けなくても落ちこまないことです。過去問と全く同じ問題が試験に出ることはありませんし、膨大な問題量に慣れていないうちは完答できなくて当たり前です(僕は3年分解きましたが完答できたのはたったの1問でした)。問題が解けたor解けなかったは気にせず。過去問を通じて、独特と言われる問題形式や問題のノリに慣れましょう。

 

また、過去問を何年分も遡る必要な無いと思います。大学入試の雰囲気にもトレンドがあるようで、僕が受験生だったころは4年ほど遡ると雰囲気ば全く違う問題が出ていたので、過去問は最新の問題から解いていき、ある程度遡って問題の毛色が変わってきたらそれ以上やらなくてもよいと思います。

 

 

最後に

数学に関わらず、受験勉強で大切なのは結果が出なくてもあきらめない事です!僕も入試ギリギリまで成績が全く伸びずにかなり焦りましたし、理系に進んでしまった事を後悔したことも何度もありますが、まぁ何とかなるかと勝手に開き直ってコツコツと勉強を進めていました。何をすべきなのかを自分で考えながら勉強を進めていけばいつか必ず成績は伸びると思うので、気長に頑張りましょう!

 

以上です!勉強頑張ってください!