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学生からみた授業

高橋くんから見た授業-教養科目について

大学の授業は大きく分けて学部科目と全学教育科目に分かれています。学部科目はいわば専門科目のことで、全学教育科目は教養科目のことです。このほかに教員免許を取るための教職科目という講義があります。ここでは主に教養科目の話をしたいと思います。

 

教養科目については文系科目、理系科目、全学教養科目、開放科目、言語科目、基礎セミナー、健康・スポーツ科学があります。文系科目なら社会学、心理学、文学、言語学、経済学などを、理系科目なら環境学、化学、物理、生物、数学、統計処理などの講義をとることができます。全学教養科目というのは文系、理系を問わずに受けられる授業です。名古屋大学の歴史を学ぶ講義、留学やグローバル人材について考える講義、大学での学びに関する講義などがあります。

開放科目とは他学部の専門講義を受講できるシステムを指します。ですから、法学部でも経済学部の講義を受講して単位を取るということができます。

言語科目については英語と第二外国語があり、第二外国語はフランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、ロシア語、朝鮮語を履修できます。第二外国語の授業は主にスペイン語、ドイツ語、中国語が学生から人気なようです。逆にロシア語は履修する人が少なく、クラスによっては人数が一桁しかいないところもあるそうです。一部の言語では文化事情という講義も開講されており、フランス語を履修している学生ならフランスの文化や社会問題に関する講義を受けた後、フランス語圏の大学へ短期研修に行くことができます。

英語は入学式の前に実施されたテストの成績に基づいてクラス分けがされます。クラスによっては課外学習教材としてeラーニングシステムの課題が与えられます。英語については英検やTOEICの結果を評価する制度があり、スコアや合格を単位として認定してもらえたり、レベルの高い授業を受けることができます。

基礎セミナーはゼミナールに類似した授業です。この授業は文献を輪読してその内容に関する考察を生徒が発表するという形式です。基礎セミナーといっても形態は様々で文系学部、理系学部だけでする授業もあれば、1、2年生合同で行ったり、文理融合で行う授業もあります。

健康スポーツ科学というのは高校の保健体育に類似した授業です。講義と実習に分かれており、講義では生活習慣病など健康に関する知識を学びます。実習ではテニス、サッカー、バレーボール、バドミントン、卓球、ソフトボールなどのスポーツの中から1つの種目を選択する形式になっています。

 

以上のように教養科目について説明を一通りしましたが、これらの授業はそれぞれ形式が異なります。教養科目のうち、文系科目、理系科目、全学教養科目は比較的大人数で受ける講義です。そのため、出席のチェックがない授業もあり、教員と生徒との対話も比較的少なく、教員と生徒の距離がかなりあります。授業によってはグループワークを行うものもありますが、基本的にほかの生徒との関わりもありません。一方、言語科目や健康スポーツ科学の実習、基礎セミナーは少人数制の授業で、生徒と教員が接する機会が多いです。出席確認はもちろんあり、「5回以上欠席をすると単位が出ない」といった制度があるので、講義の休みすぎには注意しなければなりません。成績評価についても授業によってバラバラです。高校のころは大抵の授業がペーパーテストによる評価でしたが、ペーパーテストで評価するところもあれば、レポートや出席点で評価する授業もあります。テスト形式も高校と違って教科書やノートが持ち込み可能な試験も存在します。