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学生からみた授業

名大の英語授業ってどんな感じ?

みなさん、こんにちは。工学部・機械航空宇宙工学科、新3年生の松高亜樹です。今回は名古屋大学で勉強してきた英語の授業について執筆していこうと思います。

 

はじめに〜高校までの英語と大学で学ぶ英語の違いって?〜

高校までの英語は、単語、文法、長文読解がメインで、僕の高校では、教科書の文章を一文一文、日本語訳をしたり、英単語の小テストをしたりしました。しかし、大学の英語ではより実用的な勉強をします。Readingだけでなく、WritingやSpeaking、Listeningの4技能を使って、英語で書かれた論文の読み方、書き方、ネイティブが使う文法表現などを学びます。それでは、僕が受講した授業について詳しく見ていきましょう。 

 

英語(基礎)

受講時期......1年生春学期

課題......あり

先生......ネイティブの先生

人数......20人ほど

この授業では、日本人が使いがちな間違った英文法を勉強したり、英語だけでインタビューゲームを生徒同士で行ったりして、英語自体に親しみました。また、英語の長文の中に出てくる情報の読み取り方、さらには、パラグラフの構造についても教えてもらい、実際に英語の文章を作成して、グループで英語のプレゼンテーションをしました。この授業の先生はとてもユニークで、授業が始まるごとにアメリカンジョークを言ってくださったことがとても記憶に残っています。

それだけでなく、課外学習では「ぎゅっとe」という長文問題の読解力(Reading)と英語の会話やプレゼンを聞く力(Listening)を鍛えるためのオンライン教材を使って勉強してしました。この「ぎゅっとe」の量がなかなか多く、終わらせるのが本当に大変でした。(最悪、終わらせなくてもいいのですが、この授業の成績の20%が課外学習の達成度によって決まるので、しっかり終わらせました。)しかし、空きコマの時間や通学時間を活用して、計画的に終わらせている友達も見かけたので、自分にもスケジュール管理能力が必要だと感じました......。

 

英語(中級)

受講時期......1年生秋学期

課題......あり

先生......ネイティブの先生

人数......20人ほど

この授業では、英語での論文の書き方を勉強しました。英語の文章の序論、本論、結論のそれぞれの書き方を少しずつ勉強し、それらのセクションだけの英文を何度か先生に添削してもらい、1番最後の授業の時間に、序論から結論まで含めた一通りの英文を書きました。

実際の授業では、何度か英語の文章が書けた人から退出していいという授業があったのですが、恥ずかしながら、自分はよく最後まで残ってしまったことをよく覚えています。高校までのWritingの力が問われたので、よく勉強しておくべきだったと痛感しました。

また、この授業でも「ぎゅっとe」を課外学習として行う必要がありました。この「ぎゅっとe」はReadingの力を鍛えるものでした。

そして、この授業の成績にはもう1つ、関連してくる項目がありました。それはTOEFL iTPです。そちらについては、コラム2を参照してください。

 

コラム1〜英語の単位認定について〜

英語の単位は、英語の外部試験の成績によって、英語の授業どれかひとつを実際に受講しなくても、単位が認定されることがあります。しかし、この基準は入学年度によって異なります。一例として、2019年入学者の単位認定の基準の一部を以下に載せます。

英検......1級

国連英検......A級、特A級

TOEFL iBT......88点以上

TOEIC......787点以上

IELTS...7.0以上

どれもむずかしそうですが、受験生のうちから英語の勉強を頑張っていると、このように単位認定されることもあるので、ぜひ今のうちから頑張ってください!

 

 

英語(コミュニケーション)

受講時期......1年生秋学期

課題......あり

先生......ネイティブの先生

人数......20人ほど

この授業では、英語のプレゼンテーションの勉強をしました。この授業スタイルはとても斬新で、英語力が本当に問われました。まず、先生が4人のメンバーを指名します。指名されたそれらの人は、次回の授業で22分のプレゼンテーションを行う必要がありました。(22分×4=88分)もしも、時間が余れば、その時間は学生同士、ないしは先生と学生による質疑応答の時間が設けられました。それらも、もちろんすべて英語なので、質問する方もされる方も、本当に頭を回転させた記憶があります。そもそも、僕は22分のプレゼンテーションをする経験が日本語でもあまりなく、原稿を作るだけでもかなり苦労しました。この授業では、ホワイトボードやパソコンも自由に使っていいと言っていただけたので、学生の個性が光るプレゼンテーションの時間を体験できました。一回の授業で4人しかプレゼンテーションをしないため、1人あたり3回しかプレゼンテーションをする機会はありませんでした。なので、僕はこの3回は特に集中してかなり予習したのを覚えています。プレゼンテーションの3回のテーマはそれぞれ与えられており、なんでも好きなことを話していいフリーテーマ(僕の場合は所属している学生団体の紹介)、日本の文化の紹介、専門科目の紹介でした。特に苦労したのが専門分野で、専門用語を使うと周りに伝わりません。なので、簡単な単語をうまく使って説明しようと頑張りました。また、僕の専門は工学部なのですが、授業を受けている人たちがすべて工学部の人たちだったので、先生も飽きるだろうと思って、経済学をそのために勉強して、発表していました。この判断がよかったのかは、未だに分かっていませんが......。

こちらの授業にも、「ぎゅっとe」の課外学習があり、こちらはListeningの力を鍛えるものでした。「英語(中級)」の課題と同じタイミングで締め切りがきたので、とても大変でした。

 

 

英語(上級)

受講時期......2年生春学期

課題......あり

先生......日本人の先生

人数......20人ほど

この授業でも、英語のプレゼンテーションの授業をしました。英語(コミュニケーション)と違うのは、英語(上級)の授業では、プレゼンテーションのコツや、評価されるポイントなどを教えてもらえたことです。プレゼンテーションのいい例だけでなく、悪い例も紹介してもらえることで、より自分のプレゼンテーションの能力を鍛えることができました。また、プレゼンテーションのフィードバックを、先生からだけでなく学生からももらうことができ、より充実した練習ができました。プレゼンテーションにも種類があります。この授業では、企業のプレゼンテーションや、学術的なプレゼンテーションなどのように、きっちりとしたプレゼンテーションのやり方を勉強しました。

この授業の課外学習は「eFace」というオンライン教材を使用しており、これではReading、Listeningの能力だけが鍛えられるだけでなく、文法やプレゼンでよく使う表現も勉強することができたので、すごく力がつきました。

 

コラム2〜TOEFL iTPとCriterionについて〜

名古屋大学に入学したら、まずTOEFL iTPとCriterionを受ける必要があります。どちらも英語のテストを指していて、TOEFL iTPは、マーク式の形式でListeningとReadingを、Criterionは、パソコンに向かってキーボードを叩く形式で、Writingの能力が試されます。どちらも、例年は4月の上旬に実施されています。(今年度はコロナウイルスの影響でどうなるかはわかりませんが。)注目すべきポイントは2つあります。まず、1つ目は、TOEFL iTPのテストの成績によって、英語のクラスが決まるということです。入学時に受けるこのテストの点数が低い方は、「英語(サバイバル)」という授業をさらに履修しなければなりません。僕の友人はこの授業をとっていたのですが、かなり忙しそうでした。2つ目は、これらの2つのテストは冬にももう一回ずつ受ける必要があるということです。冬のテストの点数は、「英語(中級)」の成績の一部として換算されたり、留学の条件にも関わってきます。(後者は聞いた話なので、信憑性にかけますが......。)

最後に

名古屋大学で勉強できる英語はこれだけではありません。英語の試験でいい点数を取らなければ受講できない授業などもあるので、お時間がある方はぜひ調べてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。