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海老原 哲男

理学研究科博士後期課程1年生(2017.4現在)
出身地: 石川県

2016/10/15

ホームカミングデイ 学術講演 経済学部・経済学研究科「アジアへ日本公害史の教訓を -公害は終わらない」に行ってきました。

こんにちは。理学研究科の海老原です。

今回は1015日土曜日に開催されたホームカミングデイでの学術記念講演「アジアへ日本公害史の教訓を-公害は終わらない」を聴講してきましたので、その様子、内容をお伝えします!

 

 

講演会の様子

 

毎年名古屋大学では、10月のこの時期にホームカミングデイ(名大のOB/OGの方や大学関係者向けに大学を一般開放し、様々な企画を行うイベント)を開催しています。本講演企画はその一環として、今年は経済学をテーマに、様々な方面や歴史的背景は基より、今後の日本の在り方や考え方を共有し見つめ直すべく、一般聴講者を対象に開催しました。本企画の総合司会には、経済学部に所属し、日常的に経済学を勉強している菅なな子さんが務めました。

菅さんは、以前は国民的アイドルグループに所属し、芸能活動をされていて、大学入学後もダンスや舞台に参加したり、名大受験から合格までの体験記を本として執筆したりするなど注目が集まり、名古屋大学が誇る学生です。 

そんな本講演会の司会に適任な菅さんをお迎えし、第一部では経済学研究をご専門にされている宮本憲一先生による、日本の経済史から読み解く今後の日本経済の在り方を考えさせる講演会を行いました。この部では主に先生が座学形式でスライドを用いてご講演をして下さりました。内容は日本における公害実例を基に現在から今後の日本、アジア諸国への環境と経済を交えたお話をして下さりました。

 

第二部では、第一部で講演をされていた宮本先生を含め、トヨタ自動車の阿部眞一さん、経済学研究科の薛(せつ)進軍先生、そして元環境省事務次官としてご活躍された経験を持つ南川秀樹さんをお迎えして討論会を開催しました。ここでの討論会の司会は名大OBで、現在は中部日本放送アナウンサーとして活躍中の若狭敬一さんが行いました。

討論会の様子

 

 

討議は産学官を交えた議題が多く、今後の日本経済、世界状況を見据えた、専門的かつ分かりやすい切り口で、興味深いトークショーが行われていました。

中でも個人的に興味深かったのは、トヨタ自動車がこれまでに行ってきた「プリウス自動車」の開発に関わる歴史的な背景や、開発によって社内外で好影響を与えたお話がありました。世界で活躍する企業でありながらも、ここ東海地方の企業を代表するブランドであり、社会生活の中で身近に感じる、とても新鮮なお話の数々に、私だけでなく聴講者の方々の興味を惹いた議論であったように思いました。

討論会の終盤には、その場で聴講している方を対象にリアルタイムで質疑応答を行う場面もあり、ここでも活発な意見や質問の交流が見受けられました。

本講演会は第一部の講演会、第二部の討論会を併せて2時間で行いましたが、白熱する議論や熱弁もあり、2時間では物足りないくらい、とても濃い内容の学術講演でした。

今回の講演会では一概に「経済学」だけではなく、「環境学」の分野へと広がるお話が多々ありました。これから注目を浴びると期待されている学術領域であることを本講演会を通じて私自身体感しました。

 

名古屋大学では、ホームカミングデイのように様々な形で、学外の方にも参加してもらえる企画を年間を通して行っています。

今回の学術講演は経済学をテーマに開催されましたが、この他にも多方面の分野・学部が主催となって開催していますので、ぜひ一度ホームページなどで確認してみてください。(事前申し込み制での先着制や抽選制での企画がほとんどですので、お気を付けください。)

以上、ホームカミングデイ学術講演企画のレポートでした!

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