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大石 峻也

理学部3年生(2017.4現在)
出身地: 和歌山県

2017/02/20

「マルチコプター 2.0 時代へ」 空の産業革命を迎えて 

みなさんこんにちは。名古屋大学理学部2年の大石です。国公立大学の前期試験が終わりましたね。ひとまずお疲れ様でした。結果がでるまでは心配になったりするかもしれませんが、リラックス用途にでも名大生ブログを読んでいただければいいなと。

 

さて、今回は「マルチコプター2.0時代へ」という、いわゆるドローンの講演会に参加してきました!何かと話題のドローンですが、よく考えると何も知らない人が多いんじゃないでしょうか。

講演をして頂いたのは、

野波健蔵様(自律制御システム研究所)

森 浩一先生(名古屋大学工学研究科)

石田敦則様(三信建材工業)

金田賢哉様・此村 領様(本郷飛行機)

中村 翼様(CART!VATOR)

の6名のお方です。 それでは講演の内容を追って行きましょう!

 

ところで「ドローン」ってなんでしょう?「ラジコンと何が違うの??」って思ったことある人も多いかと思います。 講演でも何度も出てきたワードなのですが、重要なのは"自律飛行"というところです。遠隔操作で飛行するのはあくまでラジコンなんですね。大きな違いです。

 

ではドローンによって何がもたらされるのか。いくつかピックアップしてみますね!

 

<台風観測>

従来の台風観測は、ラジオゾンデと呼ばれる観測機器を利用していました。ラジオゾンデとは無線機の付いた気象観測機器のことで、これをゴム気球で飛ばすことで高層の気象観測を可能にします。 しかし、この方法には欠点があり、まず装置そのものが高価であること。もう一つは、風任せに飛ばすため回収できなくなってしまったり欲しいデータが取れなかったりということです。 そこで、観測にドローンを用いてみよう!という取り組みが行われています。 もちろんそれにはドローン自身の耐風性向上など課題はありますが、実用化されれば台風被害の軽減などに繋がるのではないでしょうか。

 

<農業効率の向上>

農作物が病気にかかっていないか、収穫時期はいつごろかなど、農作物の様子を人の目に代わって観測できます。さらに、それらの情報を分析することで経験則から解放された効率的な農業が実現するでしょう! 「空の目」と最近流行りのディープラーニングが組み合わされば他分野にも色々応用出来そうですね。漁業やインフラ部門でも。

 

〈空飛ぶクルマの開発〉

大学生の長期休暇など特にそうですが、どこかへ自由に旅がしたい!なんて思いがちです。車、電車、飛行機...etcなどのモビリティは移動能力を拡張することで、より人々を自由にします。 ですが、車には道路、電車には線路や駅、飛行機には滑走路や空港など、それなしでは成り立たないものがたくさんあります。これは本当に"自由な移動"だと言えるのでしょうか?そんな疑問から生まれた空飛ぶクルマの開発案。ハリーポッターの世界が現実になるかと思うわくわくしちゃいます。

 

このように、ドローンの活躍が期待される分野は多岐にわたります。空をふと見上げると何機かすぐ見つけられる、なんて未来もすぐそこかも知れませんね。 実際、ドローンの導入は『空の産業革命』と呼ばれていて、2035年には世界に7万機飛んでいるだろうという予測もされているほどです。(騒音問題が気になるところですが、それに対する改良も研究されているとのことで。心配無用ですね! )

 

今回講演会を聞いて思ったのですが、専門分野のお話を聞くにはそれ相応の前提知識が必要になってきます。受験勉強は無味乾燥なものになりがちで、「こんなん将来なんの役に立つんだよ...」なんて思ってしまうこともあると思いますが、ひょんな知識がのちのち生きてくるかもしれません。そんなことも頭の隅に入れながら、受験生のみなさんは勉強に励んでいただけると嬉しいです!!

それではまた次の記事で。

 

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