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河合 優介

工学部化学・生物工学科分子化学工学コース4年生(2017.4現在)
出身地: 愛知県

2015/09/15

減災館展示とギャラリートーク

こんにちは!工学部2年の河合優介です!

今回は減災館に行ってきました。初めての取材ということで、ワクワク感と若干の緊張感とともに取材してきました!

 

 

 

 

 

まず最初に、減災に携わる先生が、自分の専門分野について日替わりで紹介する、ギャラリートークに参加しました!

 

取材日の担当は、地震学が専門の平井敬先生でした。

先生は、東海地方の立体模型を用いて、地震と断層(地面の中の岩石や地層が断ち切られ、ズレた面)の関係について丁寧に解説されました。

 

この立体模型、実は模型真上のプロジェクターで、断層の位置や南海トラフ 巨大地震(東海・東南海地震など)発生時の予想される最大震度など、様々な情報を投影できるスグレモノなんです!

 

先生曰く、「地形を見れば断層の位置がある程度わかる」そうで、写真のように山脈と平地との間と断層の位置が一致している場所が多く見受けられます。また、断層が動くことによって起こる地震では、地震の大きさと断層の長さ が関係するそうです。

 

地震の規模や発生確率を考える上で、断層の調査は大きな役割をもっていることが分かりました。

 

 

 

次に、地震の揺れをカゴと映像で再現できる装置(その名もBiCURI!)で、東海・東南海地震が発生した時の、地上30階のビルの揺れを見せていただきました。

 

写真が上手く撮れなかったのですが、再現では、写真中央のカゴが、元の位置から最大2m程も移動する大きな横揺れが4-5分も続きました。

揺れるカゴと背景を見ているうちに、だんだんと乗り物酔いみたいな状況になってしまいました...地震が発生して、このカゴの中に居るような揺れに襲われるのはちょっと想像したくないです(・・;)

 

先生曰く、規模が大きい地震だと、高層ビルが揺れやすい地震の波が発生するため、(理系の人は大学の「力学」という講義で習います!)このような非常に大きな揺れが、震源から離れたところでも起こるそうです。実際に東日本大震災の時には、東京や大阪の高層ビルでも同じように大きな横揺れに襲われたのこと...

 

このような大きな横揺れを防ぐために、高層ビルには建設時に免震装置と呼ばれる、地震の揺れを軽減する装置が組み込まれているビルもあるそうです。

しかし、この装置を組み込むには多額の費用がかかるとのこと。研究開発が進んでこのような装置が低コストで導入できるようになるといいですね。

 

 

 

 

 

次に、施設に展示されている、災害についての展示を見てきました。

下の写真で紹介するような、小さな津波を発生させてそのメカニズムを視覚的に学べる展示、軟弱な地盤の上に建物を建てる時の、工法による安定さの違いを実際に触ることで体感できる展示、減災館が地震で揺れた時と同じ周期で揺れるターザンロープのような展示など、自分の体で体験できるよう工夫された様々な展示がありました。

 

 

 

 

 

今回取材した減災館では、自然災害やそれに対する備えについて、体験しながら学ぶことができました。減災について学ぶとともに、第三者に自分の研究や趣味を分かりやすく、楽しく説明する方法についても学べた気がします。

 

このような施設を訪れるのは今回が初めてでしたが、今度は企画展にも行ってみようかなあ、と思えるような展示でした!

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